石油系の合成界面活性剤と頭皮の臭いの関係

石油系の合成界面活性剤を排除しない限り頭皮の臭いが消せない理由

そもそも、頭皮が臭う原因って?

 

頭皮が臭う原因は、ほとんどが間違ったシャンプー選びにあります。

 

頭皮は、体の中で最も皮脂腺が多い場所で、Tゾーンの2倍も皮脂腺があります。
そのため、皮脂が溜まりやすく、溜まった皮脂が酸化したり雑菌が繁殖してニオイの元となります。

 

ということで、原因は皮脂

 

ですが、人の体は意外と複雑で、単純に皮脂を取り除けばいい、というわけではないんです。

 

必要以上に皮脂を取り除いたり、一生懸命皮脂を取り除くと、皮膚は逆に『潤いを出さないと!』ともっと皮脂を出そうとしてしまいます。

 

また、ドラッグストアなどで売られているシャンプーにはほぼ100%石油からできた合成界面活性剤というものが入っています。
これは汚れを落とすための成分ですが、安く作れるのし汚れがしっかり落ちるので市販のシャンプーにはほとんど入っています。

 

しかしこの合成界面活性剤は洗浄力がかなり強く、お肌の奥まで入り込み、皮膚の中の潤いまで一緒に洗い流してしまうんです。
皮膚の中の潤いは、一度洗い流されてしまうと回復するのに数週間かかると言われています。

 

この数週間、カラッカラの皮膚でいるわけにはいきません。
お肌は潤いがないとバリア機能が低下してしまうからです。

 

でも回復するには数週間かかるので、その間は一番手っ取り早く出せる皮脂を出そう!ということで皮脂の量が増えてしまうんです。

 

合成界面活性剤不使用、でも汚れをしっかり落とせるシャンプーが大切

 

では合成界面活性剤不使用のシャンプーならなんでもいいのか、といったらそうでもないのが難しいところです…
合成界面活性剤は必要な潤いまで奪ってしまうほど洗浄力が強いですが、その分しっかり毛穴の汚れが落とせるのも事実です。

 

大切なのは、毛穴に詰まった汚れは落としつつ、合成界面活性剤は使用せずお肌の潤いも奪わないシャンプーを使うことです。

 

実はこういったシャンプーってあまりないんですが、私が使った中で1番よかったのはキュアリスというシャンプーです。

 

合成界面活性剤だけでなく、合成ポリマーや着色料などお肌に負担がかかるものは一切不使用なのに、独自の天然エキスが毛穴の奥の汚れまでしっかり落としてくれるんです。

 

詳細はこちらの記事でご紹介していますが、まずは

 

  • 合成界面活性剤をしようしていない
  • でも毛穴の汚れはきちんと落とす

 

この条件を満たしているシャンプーを使ってみましょう。